池本身上監護事務所ブログ

2016.06.20

洗濯機は、縦型とドラム式 どちらがお得?

皆さん こんにちは。

池本身上監護事務所 代表 池本です。

今日は、「洗濯機は、縦型とドラム式だったら、どちらが良いの?」と

質問がありましたので、私なりにどちらが良いか考えてみました。


私は、現在「縦型」を使用しているのですが、

6年ほど前に「ドラム式」を購入して使用しておりました。


購入当時「ドラム式洗濯機」は、「ヒートポンプ型」という、

電気代が小額で済む乾燥機がついたタイプが、

大々的に売り出されていた時期でしたので、

「乾燥機を安く使用できるようになるのであれば、

洗濯を干す手間が無くなるのでは?」と思い立ち、

熟考の末「ヒートポンプ型」の「ドラム式洗濯機」を購入したのでした。

「ドラム式洗濯機ってカッコいいし!」という気持ちもあってか、

購入時の満足度は大変なものでした。


しかし、いざ使ってみると次々と問題発生!

まず、ドラム式は「乾燥機能」よりも、

「節水機能」が一番の売りなのですが、

この節水機能、全然水を使わない為、

どれだけすすいでも、全然洗剤も汚れも落ちません!

これは、洗濯機としては致命的!


乾燥機を使えば、普通に2時間以上かかるうえ、

モワーンとした、何とも言えないニオイがして、

とても使用できたものではありませんでした。


それでも我慢して使っていたら、

ついには、衣類が痛んでくるではないですか!


ドラム式洗濯機は、衣類を上から下へ

落として汚れを取る「たたき洗い」が基本ですので、

何度も叩きつけられた衣類が痛むのは、当たり前です!

購入時は、全然そんな事考えませんでした!


洗濯時間も、最初に表示されていた時間通りに終了しないので、

故障を疑って、何度もサービスマンに来てもらい

調整してもらいましたが、改善されず・・・


最終的には、洗濯を担当している、

奥さんと祖母の怒りと不満が爆発し、

あえなく憧れの「ドラム式洗濯機」は、返品となってしまったのです。


1ヶ月くらいは使用したかと思うのですが、

この期間は、ロクな思い出がありませんね。

何より、ドラム式を使用して、水道代が安くなったか?と言えば

全然汚れが落ちなかった為、何度も洗濯をするはめになり、

結局は、水道代が高くなってしまうし、

洗濯の回数も増えたので、電気代も合わせて高くなるという

本当に最悪な状態でした。


こんな事があったので、それから我が家では洗濯機は

絶対に「縦型」と決めております。


「縦型洗濯機」にも乾燥機がついていたりするのですが、

その性能はドラム式には遠く及ばず、効果無しといっても過言ではありません。

しかし「縦型」洗濯機は、ドラム式に比べ、

・価格が安い!(同じ容量であれば、ドラム式の半額程度です)

・汚れがしっかり落とせる!(当たり前ですが、これが重要!)

・だいたい時間通りに洗濯が終わる!

といった利点があります。


最新式であれば、実は「縦型」も「ドラム式」も、

洗浄力では、差が無くなってきているそうなので、

乾燥機が絶対に必要!という方は、「ドラム式」を

選んでも良いかもしれません。


ちなみに、<乾燥の電気代>は、

ドラム型(ヒートポンプ乾燥)  13
ドラム型(ヒーター乾燥)    46
縦型(ヒーター乾燥)      48円

となっておりますので、ドラム式(ヒートポンプ型)でも

毎日1年間洗濯したとすれば、年間約 4,745円必要となります。

ちなみに1日1回で試算していますので、

家族が多かったり、汚れものが多かったりする場合では、

さらに費用がアップします。

ちなみに、浴室乾燥機(いわゆるカ○ック)のコストは、

公式HPに、

4キロの衣類

60分

64円から

とありましたので、ドラム式の乾燥機よりも割高です。

参考ページはこちら


洗濯をしたら、できるだけ外で干すようにすれば、

乾燥機を使用する場合に比べて、

年間 4,745円~23,360円の節約が可能ですので、

頑張って干しましょう!

日中どうしても、干す事が出来ないのであれば、

部屋干しして、扇風機を使用して下さい。

十分に乾きますし、扇風機のコストは

「強」で1時間使用しても、約0.88円。

12時間 1ヶ月間使用しても、約320円です。

年間では、3,820円となりますので、

干すスペースの確保と、手間を何とかできれば、

とってもお得になります。


結論としては、

・購入費用も安く(6万円~10万円)

・汚れがキチンと落ちて

・余計なストレスがかからない

縦型洗濯機を購入し、

・乾燥機能は使用しないで、

・洗濯ものは、頑張って干す!

・干せないときは、カワックではなく扇風機を使う!

という事になりました。


ファイナンシャルプランナーの見地からしても、

ドラム式は、やっぱり不経済という結論です。

衣類の痛みが早まれば、被服費が余計に必要になりますからね。

2016.06.15

お金をもらわずに働く・・・?

 おはようございます。

朝から東京都知事の進退について、報道されています。

「不信任決議」 「辞職」 などの小難しい言葉が

飛び交っていますが、

そんな事よりも私は、都知事が言った

「給料はいらないので、都知事を続けさせてほしい。」

という発言が一番引っかかりました。

何事においても、給料や賃金、いわゆる報酬が発生しないものには、

「責任」というものが、欠落してしまいます。

無償で働く人は、

「タダだから、失敗しても許してね~」

という甘えが生まれ、

使用者には、

「タダなんだから、仕事の出来に文句言わないでね~」

という、逃げの感情がでてきます。


お金(報酬)をもらうという事は、

「責任を負う」という事であり、

お金(報酬)を支払うという事は、

「責任を負わせる」という事に他なりませんので、

今回の都知事の発言は、

とても都知事になるような方がしてはならない

大変「無責任」な内容です。


当事務所でも、決して安くは無い報酬を

クライアント様から頂戴しておりますが、

いつも、報酬分以上の仕事をこなすよう心がけています。

どんな内容の仕事であっても、最善を尽くす。

それは、クライアント様の大事なお金を頂戴するにあたって

至極全うで、当然の事。

報酬を支払って頂いている方がいる限り、

私は無報酬の仕事は請け負う事はありません。


はたして、都知事は、

どんなポリシーに基づいて、

この発言をされたのでしょうね。

ただ「セコイ」と言われるのが嫌だったのかも?

なんて邪推してしまいます。


池本身上監護事務所では、

頂戴する報酬分はキッチリと働かせて頂きますので、

どうぞご安心くださいませ。

初回お問い合わせから、ご依頼の直前の打ち合わせまで、

一切 お金は頂いておりませんので、

お気軽にお問い合わせ、ご用命頂ければと思います。

お問い合わせはこちらまで


都知事問題は、今日で終わるかな?

2016.06.13

夏が近づいてきました……

 こんばんは。

久々のブログ更新となりましたが、

特に病気などはしておりませんので、ご安心ください。

皆様にはご心配をおかけしました・・・・・・

と、某「東京都知事」のように、

心配もされていないのに、心配をかけてゴメンね~という

いやらしい言い回しで、書き出してみました。

わざと書いていても、モヤモヤする このフレーズを

議会で連呼されている、都知事は「ある意味」スゴイな~と思います。

スゴイな~と思いますが、好感度や支持率がストップ安の現状では、

潔く辞任されたほうが、後々よろしいのではないかな?なんて。

と、時事ネタはここまで。



6月も中旬に差し掛かり、

ボチボチとプール開きのアナウンスが聞こえてまいりました。

皆さんはプールに行っていますか?

大人になると(というか、年齢を重ねてくると)、

プールが縁遠くなってきませんか?

家族に小さな子どもが居たりしないと、

大人だけで行こうなんて、まず考えないと思います。

特に女性は日焼け問題もありますので、

男性以上に利用する回数は、少ないのではないでしょうか?

しかし、これは一般的な感覚の話であって、

障害のある方々では、少し様相が変わってきます。

障害のある方が、プールを利用しようと思っても、

実際利用するまでのハードルが、かなり高くあり、

簡単には、利用する事ができません。

プールを利用するには、

・プールに行かないとならない。

 ⇒交通機関の利用は出来るか?

・一人で水着に着替える事ができるか?

 ⇒衣服の着脱もそうですが、バスタオルや水着の処理もしないといけません。

・単独で施設の利用ができるのか?

 ⇒ガイドヘルパーさんの支援が必要?

などなど、思いつくだけでも、ハードルだらけです。

そもそも、1人でプールに行っても楽しくないと思いますし、

ガイドヘルパーと一緒に行ったとしても、

ガイドヘルパーさんが一緒に泳ぐ事は、

安全性の確保の観点から、ほぼ考えられないとすると、

障害のある方は本質的には、

プールを楽しむ事ができない・・・・・・という事になってしまいます。


なんだかおかしくないですか?

ガイドヘルパーさんが、一緒に泳ぐ事が出来れば、

問題無いのですが、それが出来ないので、

プールは、単独で楽しんで下さいね!

って、あんまりですよ。


プールは、泳ぎが苦手な人でも、

ドボンと入るだけで、

テンションが上がって楽しくなる、

魔法の場所です。


この夏、そんな楽しい場所を我慢するのは、

もったいないですので、

障害のある方も無い方も、

プールに行きたい!でも行けそうもない!

という方は、当事務所へご相談くださいませ。

夏の思い出、一緒に作りましょう!

2016.06.09

孤独感を和らげるには、ネットではダメ?

 おはようございます。


今日は「孤独を和らげるにはネットではダメ?」

ということについてお話しようと思います。




オレゴン健康科学大学のアラン・テオ助教授らが発表した研究結果によると、

--------------------------------------------------------------

人の孤独感をやわらげ、うつや慢性疾患を防ぐためには、

電子端末越しではなく、

顔を直接合わせる形のコミュニケーションが必要……(略)


--------------------------------------------------------------




ここでは、

「無人島に1人残され、

食欲・睡眠欲などの基本的欲求は満たされた状態で、

人とのコミュニケーションはモバイル端末越しのみに制限された時」

と条件が付いているのですが、

一見、「無人島なんて非現実的じゃないか」と

思ってしまいませんか?
最初、私も??となりましたが、
この条件、このように言い変えることができるのでは。
それは、

「実家に引きこもって、

親からの援助があり、働く必要が無く、

ネットやSNSが趣味の人」

いかがですか?
非現実的どころか、最近ではよくある光景ではないでしょうか?



他者とコミュニケーションを取らない状況ならば、

都会に暮らしていても、無人島にいるのと変わらない

ということです。




過去の研究で多くの心理学者が、

うつ・慢性病・早期の死を引き起こすカギは、

友人や家族に拒絶されたり無視された時の感情、

つまり「孤独感」にあるということを明らかにしてきました。

しかし、中年期・壮年期にある人が孤独を感じる割合は、

1970年代には14%であったのに対し、

今や40%にまでふくれあがっています。


「スマートフォンやタブレットといった電子端末は、

孤独が広まる社会の解毒剤として機能する」という点は

多くの心理学者が同意するところですが、

一方で、人間にとって重要な「よりどころがある」という

本能的な感覚は、仮想体験によってもたらされるのか、

という点にはこれまで疑問が残っていました。


テオ助教授らが2015年10月に

Journal of the American Geriatrics Societyに発表した論文によると、

さまざまなタイプのコミュニケーションのうち、

実際に顔と顔を合わせるコミュニケーションだけが、

壮年期の人のうつのリスクを未然に防げるということが判明。

電話によるコミュニケーションは気分障害と診断されたことがある人の

将来的なうつのリスクに対して影響がありましたが、

その他の人に対しては影響を与えず、

またメールなどテキストによるコミュニケーションは

調査の対象者にまったく影響を与えていなかったとのこと。


この時、友人や家族にどのくらいの頻度で会うのかも

うつ病を引き起こすカギとなっており、

同じ場所に居合わせて顔を合わせる頻度が高いほど、

将来的にうつになる可能性が少なくなるということも判明しています。


すなわち、調査対象となった人々のうち、

子ども・友人・家族などと数カ月に1度しか会わない人は

病気になる割合が最も高く、

反対に、少なくとも週に3回はこれらの人と実際に顔を合わせる、

という人が最も病気になる割合が少なかったとのこと。

さらに、50~70歳の人は友人と面と向かってコミュニケーションを取るのがよく、

70歳以上の人は家族と直接顔を合わせることが最も重要であることもわかっています。

「より多く人と実際に顔を合わせれば、よりよく生きることができます」と

テオ助教授は語っておられます。



要約すると、

・ネットでは、孤独感は和らげることは出来ない。

・メールやテキストベースの対話は、うつ病予防に効果なし。

・直接的な対人コミュニケーションを行うと、病気になりにくい。

ということになります。



一人でいる時間も大事ですが、

ずっと一人でいるのは、健康的にも良くありません。

しかし、家族や友人と急に親密な関係になるというのも

現実的ではありません。

高齢者の方や、障害者手帳等を交付されている方は、

通所施設などで支援者の方々と接する機会も

あるかと思いますが、

社会には、そうではない方も多くいらっしゃいます。

そういった方の為に、

私を含め、

身上監護アドバイザーは働きかけていかなければならないと、

この研究発表を見て、改めて考えさせられました。



もし、お一人で孤独を感じられている方がいらっしゃれば、

お問い合わせは無料ですので、お気軽にご連絡ください。

何か、問題解決のお手伝いが出来るかもしれませんので……

2016.06.08

もしも日本で「ベーシックインカム」が導入されたら??

 おはようございます。


今日は「もしも日本で、ベーシックインカムが導入されたら?」

について考えていこうと思います。



そもそも「ベーシックインカム」とは何ぞや?

近年欧州諸国では、盛んに提唱されているようですが、

あまり日本では馴染みが無い言葉ですね。

「ベーシックインカム」のウィキペディアの一節には、

『国民の最低限度の生活を保障するため、

国民一人一人に現金を給付するという政策構想』

と書かれています。




簡単に言えば、

「働かなくても、国が国民に現金を支給してくれる制度」の事です。

しかも支給額は、生活保護費と同等額の約12万円ぐらいになると予想されます。

しかし、日本の全国民を対象に実施してしまうと、

1億2千万人 × 12万円 × 12ヶ月 = 約173兆円

が必要となり、社会保障給付費(年金、医療、介護・福祉などの合計)が

117兆円であることを考えると、とても賄えません。


全国民を対象にしないで、大人だけにすれば財源は確保できそうですが、

その場合には、例えば夫婦2人の世帯ならば問題ありませんが、、

3人の子を持つシングルマザーの世帯は悲惨なことになってしまうので、

こうしたアプローチは現実的ではないでしょう。


ただ、ベーシックインカムについて考える場合、財源よりも憂慮すべき問題があります。

それは労働意欲への影響です。

ベーシックインカムで最低限の生活に必要な収入が保証されてしまうと、

働く意欲が落ちるのではと考えるのが自然だからです。


現在の日本では、低賃金の非正規雇用が多く、

まともに働いても、収入が生活保護費と同等であったり、

下回ってしまう事もあり得る状況である為、

俗に「ワーキングプア(年収200万円以下)」と呼ばれる層は、

現在 約1069万人にも上っており、

仮に、この1069万人の方が全て働かなくなったら、

一体どうなってしまうのでしょう。


これまでに低賃金でオペレーションしてきた、

保育士、福祉関係、小売業販売員(レジ係)の方々が

働かなくなってしまったら??

逆に、保育士さんや福祉関係の方は、

ベーシックインカムが導入されれば、

収入が安定するので、

今よりも生き生きと業務に当たられるかも?

なんて思いますが、実際はどうなることやら。


もしも「ベーシックインカム」制度が導入されれば、

今よりも、「ほんの少しだけ幸せになる」と言われているのですが、

果たして・・・


ちなみに、「ベーシックインカム」制度が導入されたら、

ファイナンシャルプランナーの仕事は激減するでしょうね~

貯金したかったら、働けば良いだけになりますからね。


実は「働く事」って、最大の節約なんですよね。

どれだけ光熱費を節約しても、

月に5,000円も貯金出来ませんので、

最低賃金で1日でも働いた方が、実質は多くなりますからね。

※大阪府 最低賃金 858円。 858円 × 8時間 = 6,864円


さて皆さんは「ベーシックインカム」制度について、

どうお考えになりますか?

2016.06.07

毎日雑誌を買うおじさんは、毎月いくら使っているのか?

 おはようございます。

今日は、私が毎日電車で見かける、

「毎日違うマンガ雑誌を読んでいる おじさん」の支出について

考えてみようと思います。


この、「毎日マンガ雑誌を読んでいるおじさん(以下 マンガおじさん)」の

年齢は50代ぐらいと見受けられるのですが、

マンガが物凄く好きなのか、ただの暇つぶしなのかは

判断できませんが、

毎日、違うマンガ雑誌を読まれています。

週刊文春とかSPAとか新聞ではなく、

必ず「マンガ雑誌」です。

私も、雑誌のマンガをチラッと見ただけで、

雑誌名がわかってしまうぐらいのマンガ好きなのですが、

さすがに電車では、マンガは読まなくなりました。

こんな、マンガおじさんを見て、

「良い年した大人が・・・」と思うのか、

「あの年齢になっても、マンガへの情熱がスゴイ!」と思うのかは、

今回は置いておきまして、 ※ちなみに私は後者です。

マンガおじさんが、マンガ代に一体いくら使っているのか?という

金銭支出部分について注目していきたいと思います。


まず、おじさんが読んでいたマンガ雑誌について調べました。

月曜日:週刊漫画タイムス 330円

火曜日:漫画アクション   390円

水曜日:週刊モーニング  340円

木曜日:まんがタイムきらら  460円

金曜日:漫画ゴラク    340円

週刊合計  1,860円!

おっさん臭いラインナップなのは、

さておき、マンガおじさんの1週間の支出額がわかりました。

1週間 1,860円

となると4週間分(1ヶ月分)は、これの4倍して、

1ヶ月 7,440円

さらに、1年分(12ヶ月分)を計算すると、なんと!

1年分 89,280円

となりました!


この金額が高額なのか、適正なのかは、

おじさんのライフスタイルや収入がわからないので、

言及できませんが、

とにかく1年間で、

89,280円

漫画購入に支出されておられる事がわかりました。

すごい!


ファイナンシャルプランナーの視点から言えば、

購入数を半分にしたり、1冊を2日かけて読むとかして

浮いたお金を使わなければ、

年間約5万円も貯金できますよ~と

アドバイスを送りたくなりますが、

趣味の支出をセーブさせようなんて、

全くの野暮なので、私はしませんが、

もしマンガを買うのを止める事ができたら、

「2ヶ月に1回、美味しいディナーをご夫婦で行けますよ~」

け申し上げておきますね。

あっこれも野暮か(笑)


今日は、塵も積もれば・・・のお話でした。

2016.06.06

ガイドヘルパーで行けない場所

おはようございます。

今日は、

「ガイドヘルパーで行けない場所」について、

お話しようと思います。

ガイドヘルパーで行けない場所・・・

みなさんは、何だと思いますか?

※「ガイドヘルパー」の詳細については、下記リンクをご参照ください。

河内長野市 移動支援事業実施要項

堺市 移動支援事業に関する質問(Q&A形式でわかりやすいです)

ガイドヘルパーの業務については、

「河内長野市の移動支援実施要項」には、

下記のように記載されています。

以下 一部抜粋

--------------------------------------------------------------------------------

第3条 事業の内容は、原則として1日の範囲内で用務を終えるもので、

    次の各号のいずれかに該当するものとする。

(1) 社会生活上必要不可欠な外出 官公庁や金融機関への外出、

     公的行事への参加、生活必需品の買い物(本人が同伴するものに限る。)、

     冠婚葬祭の出席等

(2) 余暇活動等社会参加のための外出 

     レジャー、レクリエーション、映画鑑賞、観劇、外食等

2 前項の規定にかかわらず、次の各号に規定するものについては、事業の対象外とする。

(1) 通勤、営業活動等の経済活動に係る外出

(2) 通年かつ長期にわたる外出

(3) 通院の介助

(4) その他福祉事務所長が社会通念上適当でないと認める外出

----------------------------------------------------------------------

「堺市の移動支援事業に関する質問」においては、

下記のように記載されています。

以下 一部抜粋。

---------------------------------------------------------------------------------

Q2 1回の利用時間の制限があるのか。

A2

原則として1日の範囲内で用務を終えるものとする。

Q3 宿泊を伴う旅行等に利用できるか。

A3

あらかじめ旅行計画を区の窓口に相談すること(緊急の場合は事後に届け出ること)。
また、この場合、1日の請求できる範囲は1日あたり8時間以内とする。

Q4 宿泊旅行時の夜間の介護の請求もできるか。

A4

泊まりは例外的に認めているが、請求できる時間の上限は1日8時間以内とする。
夜間の介護等については、事前に取り決めておくこと。

Q5 朝から夜までの長時間の利用ができるか。

A5

ヘルパーの労働環境への配慮が必要。泊まりの場合は、1日8時間までの請求となる。

Q6 支給決定量の上限を超える利用は可能か。

A6

支給決定量を超える場合は、利用者は別途事業者との契約により利用することができるが、

超えた部分については制度外のため市からの支給は行わない。

------------------------------------------------------------------------------------

ざっとまとめると、

・サービスの提供は、1日8時間以内まで。

・宿泊旅行等は例外的に認められるが、サービス提供は8時間まで。

ということですので、

利用者様の要望が、

「泊まりがけで、北海道にいる友人の結婚式に出席したい」といった場合に、

当サービスを利用したいと考えても、8時間の枠組みがある為、

実現はかなり難しいと思われます。

そもそも、約2日間同行してくださるヘルパーさんが居ないでしょうし、

たとえ居たとしても、サービス料金面でNGになるかと思われます。

丸2日間同行しても、16時間分の料金しか頂けませんので、

ヘルパーさんが道楽で仕事をしていない限り、

金銭面で割に合わないので、普通は断ることでしょう。


とにかく、宿泊が伴う外出であれば、

遠方であろうが、近場であろうが、

利用者様が望まれても、

それを実現する事は、ほぼ不可能ということになります。


なんだか、

「障害がある方は、宿泊を伴う外出をしてはいけない」

って言われているような気がしませんか。

たった1泊するだけですよ?

1泊が難しいなら、外国旅行なんて行けないませんよね。


「ガイドヘルパーで行けない場所」

それは、

1日(8時間)で、帰宅できない場所

の事でした。


旅行に行きたいのに、我慢されている方は、

当事務所までご相談ください。

当事務所のサービスには、

前述のような時間縛りもありませんので、

少し大袈裟ですが、

どこへでも、何泊でも対応させて頂きます。

もちろん、近場のキャンプや温泉などへの同行も

可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

お問い合わせはこちら

2016.06.03

節約や貯金をしている時に、してはいけないこと。

おはようございます。

昨日は天気は良いのに、北風がヒューヒュー吹いていて、

暑いんだか寒いんだか、良くわからない天候でしたね。

今日は、北風はおさまって、普通に暑いだけになるようですが、

それはそれで、暑苦しいなぁ~なんて言うのはワガママですかね。


それでは、本日は

「節約や貯金をしている時に、してはいけないこと」

についてお話しようと思います。


今回も、いきなり結論から話しますが、

「節約や貯金をしている時に、してはいけないこと」、

それは、「スマホの無料ゲーム」です。


スマートフォンを使用している方であれば、

一つぐらい自分の端末に「無料ゲーム」を

インストールされらているかと思うのですが、

実は、これが危険なのです。


最近テレビでも、ガンガン「無料ゲーム」のCMが流れているので、

ゲームを遊ばない方でも、無料ゲームの名前ぐらいはご存じのことでしょう。

例えば、

※名前は一部伏せています。

・パ○ル&ドラ○ンズ

・モ○スタース○ライク

・ディ○ニーツ○ツ○

・グラ○ブルーファ○タジー

・アイド○マス○ー シ○デレラガー○ズ

ご存じありませんか?

これらは各ゲームの正式名称なのですが、

一般的に、「略称」で呼ばれている事が多いです。

先のゲームですが、それぞれ

・パズ○ラ

・モン○ト

・ツ○ツ○

・グラブ○

・アイ○ス

となります。

聞き覚えはありませんか?

CMで

「とりあえず、グラ○る」って聞いた事ありませんか?

鬼ちゃんや美味しそうにご飯を食べるおじさんが、

なんだかよくわからないシチュエーションで

呟いているのを耳にしたことはありませんか?

ここまでの内容が、全くわからないという方は、

今回の話題について、不安要素は一切ありませんので

安心してもらって大丈夫です。

しかし、

「よくわからないけれど何となく知っている」という方は、

ちょっと要注意です。

要注意ですが、自分のスマホにゲームが全く無いという方は、

まだセーフです。

ここでアウトになってしまうのは、

自分のスマホに、前述のゲームがあるという方です。

前述のゲーム以外でも、課金要素のあるものは、

同様にアウトです。

2つあったらツーアウトです。

3つあったら、ゲームオーバー!ぐらいで思ってください。


なんて怖い事を言っていると、

皆さんは

「この人は、ゲームが嫌いなんだろう」と思うかもしれませんが、

私は、ゲームが大好きな人間です。

その昔はゲームが好きすぎて、ゲーム会社に就職するぐらいに、

ゲームが大好きな人間なのです。


そんなゲーム大好き人間が、

今流行のゲームを否定するのは何故か?

スマホゲームの何がいけないのか?


これは、私個人の考えでは無く、

職業ファイナンシャルプランナーの目で見て、

「ものすごい危険性」を感じるからなのです。


「ものすごい危険性」とは。

感の良い方は、ピンと来ていると思いますが、

それはいわゆる 「課金要素」です。


「課金要素」というのは、

ゲームを遊ぶ際に、課金(お金を使う)すると、

なんらかの見返りがあり、

ゲームをより楽しく、有利に進める事ができるようになる要素の事をいいます。

代表的な例としては、

「ガチャ」です。

「ガチャ」とは、おもちゃ屋さんやスーパーに設置してある、

お金を入れてハンドルを回したらアイテムが出てくる、

アレを想像していただければOKです。


この「ガチャ」を含めた「課金要素」を、

強い意志の力で我慢する事が出来るのであれば、

これらのゲームは、とても面白くて、良い暇つぶしになりますので、

高額なゲームを、わざわざ購入する必要がなくなり、

余計な出費を減らす事が可能となり、

ファイナンシャルプランナーとしても、万事OKとなり得るのですが、

そうは問屋がおろしません。


これはあくまで理想論です。

課金をしないなら、問題が無いというわけではありません。

この手のゲームは、

ゲーム自体が簡単で敷居も低く、

普段ゲームをしない人でも楽しく遊べるようになっています。

そしてゲームを楽しめば楽しむほど、

課金をしたくなるように作られています。


「課金したくなるように作られている」って恐ろしくないですか?

パチンコや競馬等は、現金を使用しますので、

止めるタイミングはお金が無くなった時になりますが、

スマホのゲームは、現金が動かない為、

実際にお金を使用している感覚がありません。

ここが何より危険なのです。

いつの間にか、おこづかいの範疇をオーバーしていた・・・

なんて良くある話です。


スマホゲームの危険性については、

まだまだ言いたい事があるのですが、

今回は、

「スマホゲームは危険なので、タダでも手を出さない!」

というところで終わります。


実は、こんな事を言っている私自身が、

スマホでゲームをしていたりします。

先に挙げた有名ゲームではありませんが、

お金を使わせる仕組みが良く出来ているので、

自制するのに必死です。

この必死という部分が、ストレスにもなっているので、

スマホゲームは、精神衛生にもよろしくありません。

本当に怖いです。

※ 今回のお話は、分かりやすくする為にあえて

「ソーシャルゲーム(ソシャゲ)」という言葉は使用していません。

2016.06.02

貯金の使い道について

 おはようございます。

最近、話題の「水素水」ブームに疑問を抱いている、池本です。

そもそも「水」「水素」を入れた物ってなんやねん!

それは「ただの水」ではないのか?

なんて思っていたら、既に新聞に記事がでておりました。

この記事によると、「水素水」は思った通り「ただの水」だったようです。

みなさん、ただの水に、高いお金を払ってはいけませんよ!

ノーモア 無駄遣い!


水素水のお話はこれぐらいにして、

今日は、「貯金の使い道」についてお話しようと思います。

最近、ブログが長文すぎて、

読んでもらえていないような気がしますので、

先に結論を書いてしまう & ものすごいザックリ計算 で行きますので、

気楽に読んで頂ければと思います。

それでは結論から、

貯金の使い道は、下記分だけで十分です。

・葬式代

・医療費

以上。

金額的には、ざーっくり計算すると、

・葬式代(20万円)

・医療費(100万円) ※医療保険代を20年分で試算

合計 120万円 也

もう、これだけあれば大丈夫!


まだ、年齢が若いのであれば、

・結婚式費用(100万円)

・その他 予備費(100万円)

の2つを追加しても 320万円 です。


さすがに、見積もり金額が安すぎないか?と

思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、

貯金と言うものは、

将来おこりうる出来事に対して準備しておくものですので、

必要な分だけ、あれば十分なのです。


日常的に必要な物や、ちょっとした嗜好品については、

収入の範囲内までとし、がんばってやりくりを頑張ります。

それでも、買えないような物があれば(車などの高額な物)、

欲しいと思った時から貯金をしていけば良いのです。



ちょっと、乱暴にまとめてしまいましたが、

本当は個別に、

将来の不安要素やライフイベントに掛る費用を算出して、

金額設定を行っておりますので、ご安心ください。

あくまで今回の見積もり金額については、

貯金の使い道を考える際の

目安程度と思って頂ければ幸いです。

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2016.06.01

無駄な貯金はしていませんか?(障がいのある方の場合)

こんにちは。

今日は、「無駄な貯金をしていませんか?」の2回目として、

障害のある方の場合について、お話しようと思います。


「無駄な貯金」というものは、先日もお話しましたが、

「使う予定、目的の無いお金」の事です。


逆に、「必要な貯金」とは、

「将来に必要になるかも知れないお金」と、

「日々の生活に余裕を持たせられるだけのお金」

の2つです。

この2点が貯金として確保されていれば、

これ以上の貯金は不要であり、

日常生活を脅かす、金銭面での不安は無いという事となります。


知的障害のある方は、

自身でお金(高額)の管理をする事や

高額な支出が少ない事が多く、

さらに、財産(預貯金)の管理を第3者の任せている場合が

ほとんどですので、日常的に無駄な支出は抑えられている状態にあります。

財産を管理している第3者には、

家族、成年後見人、入所施設などが考えられますが、

いずれにしても、

利用者本人の不利益になるような支出については、

支払いを行う事はありませんし、

多少の贅沢や出費についても

経済的虐待にならないレベルで、

しっかりと対応して下さっていますので、

利用者自身の財政が破たんする事は考えられません。


しかし、第3者はあくまでも管理をしているだけであって、

利用者本人が、強硬的に無駄な支出をしたいと、

強く意思表示をした場合、要求をはねのける事は出来ません。

その支出が一般的な事例に照らし合わせて考えても、

無駄な支出(無駄遣い)であったとしても、

それは利用者本人にとって、

重要であったり、必要なものであるかもしれませんので、

絶対に駄目だという判断を下す事は、

第3者には出来ません。


このような難しい判断をする場面で、

財産(預貯金)が多い方であれば、

細かい計算などをしないでも、大丈夫なのですが、

あまり預貯金の無い方が、同様に要望をされると、

しっかりとした計算を行う必要がでてきます。


ここで問題となってくるのは、

知的障害のある方の多くは、

「一度欲しいと思った物を、我慢する」事が苦手です。

誰でも欲しい物を我慢する時には、

強いストレスを抱え込みますし、

欲求を満たす為に、打開策を考えたりするのですが、

知的障害のある方は、

我々以上にストレスを強く感じたり、

自身で打開策を見つける事が困難な場合が多い為、

我慢をお願いするには、相当の労力を費やす事となります。

第3者が、この労力を惜しむか惜しまないかで、

この利用者様の預貯金残額は大きく変わってきます。

労力を惜しまなければ、無駄な支出は無くなり、預貯金は守られますが、

労力を掛けない場合には、預貯金残高は減っていくだけでなく、

利用者様「我慢をしてくれなくなりますので、

状況は一層厳しくなっていくと思われます。


「我慢」を強いると言う事は、かなり難しい事なのです。


また脱線してしまった上に、長くなってしまいましたので、

続きは次回と言う事でお願いします。

次回は「貯金の使い道について」考えていこうと思います。

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