池本身上監護事務所ブログ

2016.05.23

成年後見人に足りないもの①

 こんにちは。

池本身上監護事務所 代表 池本です。

今日は本当に暑いですね。

このままだと夏には40℃ぐらいになるんでは・・・

と冗談を言っておりましたが、

遠くインドでは、とっくに50℃をオーバーしており

道路を歩いていたら、熱さで靴が溶けてしまう・・・

と聞いて、

「まだマシなんだ。がんばろう」と

思い直した昼下がり。

皆様いかがお過ごしでしょうか?


本日は昨日の続きの

「成年後見人に足りないもの」について

考えていこうと思います。


暑さで長文は書けそうもないので、

先に結論を書きます。

それは、

「利用者の日常に寄り添った支援」

「毎日の心の支え、安心感」

ではないかと、私は考えています。

金銭面をカバーする事で、

日々の不安のほとんどは解消されると思いますが、

成年後見人は業務として、

月に一回程度、面談を1時間程度行い、

金銭管理状況をチェックして終わり・・・で

後見人業務は必要十分と言えるのでしょうか。

成年後見人となられる方々は、大体の場合において、

本職(弁護士・司法書士・行政書士 等)の

片手間にされておられる事が多く、被後見人(利用者様)に

大きな問題(ケガや病気による入院、金銭トラブルなど)が

発生しない限り、

積極的な関わりを持とうとされない傾向にあります。


積極的に関わりを持ってもらえない状況下で、

「日常生活に寄り添った支援」

「毎日の心の支え、安心感」

この2つの要望は満たされるのでしょうか。

次回は、成年後見人のもう一つの業務である、

「身上監護」について考えていこうと思います。

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