池本身上監護事務所ブログ
2016.05.14
ゲームで脳の認識能力が改善?
おはようございます。
今日も良い天気ですね。
私は、
こんな良い天気の日は、外に出て体を動かしたくなる・・・
というタイプではありませんので、
逆に、家から一歩もでないで、
DVD鑑賞や、読書、ゲームなどをして、
心の栄養を補給したいな~と考えてしまいます。
別に雨の日でも、同じなのですが。
こんな考えな上、実行してしまうので、
体重増加が止まらないんですけれども、自業自得ですね。
先にも少し出てきましたが、
今日は「ゲーム」のお話をしようと思います。
1年ぐらい前のネット記事になりますが、
というものがありました。
アルツハイマーや認知症の研究をされている、
アメリカの大学教授の発表です。
簡単に説明をしますと、
・脳の機能に障害がある方への薬物療法は効果が薄い。
・ゲームをすると脳への刺激で、病状が改善する可能性がある。
だそうです。
年齢がばれてしまいますが、
私は小学生の頃にファミコンが発売されて以来、
今までゲームに触れていなかった時期はありません。
ずっと何かのゲームをしています。
こんな事を書くと、
「うわっ気持ち悪っ」「オタクか!」
なんて思われる上に、
ゲームが趣味の事を理解してはもらえません。
ゲームをしない人
ゲームをやった事が無い人
面白いゲームをやった事が無い人
ゲームに向いていない人
そもそもゲームに興味が無い人
達からは、「ゲーム」というだけで、
大体、拒否反応を受けてしまいます。
確かにゲームには悪いイメージがあります。
ずっと家にいて不健康だ
目に悪い
ゲームをしても何も得るものはない
ゲームは子どもがするものだ
ゲームは高い
ゲームセンターは不良のたまり場だ
音がうるさい
勉強をしなくなる
独り遊びなので、友達ができない
等々、私が今まで言われてきた否定系のお言葉です。
お言葉通り、このような側面がある事は、
ある程度認めます。
こういう事を言う方々には、
逆にゲームが与える良い影響については、
認めようとしない傾向にあります。
前述の「認知能力の改善」や、
・友人とのコミュニケーションツールになる事
・遊んでいる時の幸福、高揚感
については、自身の体験が無い為であると思うのですが、
思春期や、ゲームにしか興味をもてない方にとっては、
家族に、このような態度や対応をされてしまうと、
たちまち、心を閉ざしてしまうことになり、
家族関係が悪くなってしまします。
こうなってしまわないように、
まずは、ゲームをしている人に寄り添う姿勢が大事になります。
その人が、
ゲームのどのような部分に夢中になっているのか?
探して、考えてみてください。
きっと、取っ掛かりがあるはずです。
「あのゲーム、どこまで進んだ?」
と、声を掛けてもらえるだけで、
自分は理解されているという自己肯定感が芽生えます。
これを信頼感への変化させる事ができれば、
コミュニケーション不全は改善されていきます。
どうして、このようなお話をするのかと言うと、
当事務所の利用者様の中に、
同様のケースがあったからなのです。
「子どもがずっとゲームしていて、会話も無い」
「子どもの事が理解できない」
というお悩みのご相談でした。
実際に、ゲームをされているご本人様にお会いすると
内向的な性格で、おとなしい性格の方だったのですが、
私が、
「私はゲームをするし大好きだ」
「ゲームは楽しいよね」
「今遊んでいるゲームは何?」
「私はこんなゲームを遊んでいるよ」
と話すと、とてもうれしそうに色々とお話をしてくれました。
そして、その事を、ご家族に話すと大変驚いておられました。
「子どもが知らない人と、そんな風に話ができるなんて・・・」と。
こちらのご家族は、ご高齢であることから、
ゲームに触れた事が無い世代にあたる為、
ご子息のやっている事への理解が、
全くできなかったようなのです。
私がお伺いする事で、きっとその日の夜は、
私の話題を家族でされると思いますので、
そこからコミュニケーションのきっかけを掴んでくださいと
お話してきました。
どんな感じなっているか、来週お伺いするのが楽しみです。
ゲームがコミュニケーションツールにもなりますよ!
というお話でした。
今回のケースでご利用頂いたサービスはこちらの、
お問い合わせは無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。