池本身上監護事務所ブログ
2016.06.20
洗濯機は、縦型とドラム式 どちらがお得?
皆さん こんにちは。
池本身上監護事務所 代表 池本です。
今日は、「洗濯機は、縦型とドラム式だったら、どちらが良いの?」と
質問がありましたので、私なりにどちらが良いか考えてみました。
私は、現在「縦型」を使用しているのですが、
6年ほど前に「ドラム式」を購入して使用しておりました。
購入当時「ドラム式洗濯機」は、「ヒートポンプ型」という、
電気代が小額で済む乾燥機がついたタイプが、
大々的に売り出されていた時期でしたので、
「乾燥機を安く使用できるようになるのであれば、
洗濯を干す手間が無くなるのでは?」と思い立ち、
熟考の末「ヒートポンプ型」の「ドラム式洗濯機」を購入したのでした。
「ドラム式洗濯機ってカッコいいし!」という気持ちもあってか、
購入時の満足度は大変なものでした。
しかし、いざ使ってみると次々と問題発生!
まず、ドラム式は「乾燥機能」よりも、
「節水機能」が一番の売りなのですが、
この節水機能、全然水を使わない為、
どれだけすすいでも、全然洗剤も汚れも落ちません!
これは、洗濯機としては致命的!
乾燥機を使えば、普通に2時間以上かかるうえ、
モワーンとした、何とも言えないニオイがして、
とても使用できたものではありませんでした。
それでも我慢して使っていたら、
ついには、衣類が痛んでくるではないですか!
ドラム式洗濯機は、衣類を上から下へ
落として汚れを取る「たたき洗い」が基本ですので、
何度も叩きつけられた衣類が痛むのは、当たり前です!
購入時は、全然そんな事考えませんでした!
洗濯時間も、最初に表示されていた時間通りに終了しないので、
故障を疑って、何度もサービスマンに来てもらい
調整してもらいましたが、改善されず・・・
最終的には、洗濯を担当している、
奥さんと祖母の怒りと不満が爆発し、
あえなく憧れの「ドラム式洗濯機」は、返品となってしまったのです。
1ヶ月くらいは使用したかと思うのですが、
この期間は、ロクな思い出がありませんね。
何より、ドラム式を使用して、水道代が安くなったか?と言えば
全然汚れが落ちなかった為、何度も洗濯をするはめになり、
結局は、水道代が高くなってしまうし、
洗濯の回数も増えたので、電気代も合わせて高くなるという
本当に最悪な状態でした。
こんな事があったので、それから我が家では洗濯機は
絶対に「縦型」と決めております。
「縦型洗濯機」にも乾燥機がついていたりするのですが、
その性能はドラム式には遠く及ばず、効果無しといっても過言ではありません。
しかし「縦型」洗濯機は、ドラム式に比べ、
・価格が安い!(同じ容量であれば、ドラム式の半額程度です)
・汚れがしっかり落とせる!(当たり前ですが、これが重要!)
・だいたい時間通りに洗濯が終わる!
といった利点があります。
最新式であれば、実は「縦型」も「ドラム式」も、
洗浄力では、差が無くなってきているそうなので、
乾燥機が絶対に必要!という方は、「ドラム式」を
選んでも良いかもしれません。
ちなみに、<乾燥の電気代>は、
ドラム型(ヒートポンプ乾燥) 13円
ドラム型(ヒーター乾燥) 46円
縦型(ヒーター乾燥) 48円
となっておりますので、ドラム式(ヒートポンプ型)でも
毎日1年間洗濯したとすれば、年間約 4,745円必要となります。
ちなみに1日1回で試算していますので、
家族が多かったり、汚れものが多かったりする場合では、
さらに費用がアップします。
ちなみに、浴室乾燥機(いわゆるカ○ック)のコストは、
公式HPに、
4キロの衣類
60分
64円から
とありましたので、ドラム式の乾燥機よりも割高です。
洗濯をしたら、できるだけ外で干すようにすれば、
乾燥機を使用する場合に比べて、
年間 4,745円~23,360円の節約が可能ですので、
頑張って干しましょう!
日中どうしても、干す事が出来ないのであれば、
部屋干しして、扇風機を使用して下さい。
十分に乾きますし、扇風機のコストは
「強」で1時間使用しても、約0.88円。
12時間 1ヶ月間使用しても、約320円です。
年間では、3,820円となりますので、
干すスペースの確保と、手間を何とかできれば、
とってもお得になります。
結論としては、
・購入費用も安く(6万円~10万円)
・汚れがキチンと落ちて
・余計なストレスがかからない
縦型洗濯機を購入し、
・乾燥機能は使用しないで、
・洗濯ものは、頑張って干す!
・干せないときは、カワックではなく扇風機を使う!
という事になりました。
ファイナンシャルプランナーの見地からしても、
ドラム式は、やっぱり不経済という結論です。
衣類の痛みが早まれば、被服費が余計に必要になりますからね。